intel製CPUに過電圧の不具合がありマイクロコードアップデートを含んだBIOSがマザーボードメーカー各社から公開されていますが、今回対策BIOSを入れていても所有している13900Kに不具合が発生してしまい返品交換を行ったので紹介します。
前提としてマイクロコードパッチが含まれたBIOSが公開されたその日にアップデートしていましたがそれでもそれまで使用していたので症状が出るときは出ると思っていた方がいいです。
症状と確定
事の始まりはゲームがにエラーで落ちるようになり、今度はブラウザのクラッシュが頻発するようになっていきました。
エラーチェックやPCの組みなおし、OSの入れ直し等考えうることはやってみても治らず、もしやこれはと思い不具合の判別方法の一つと言われているNVIDIAのグラフィックドライバのインストールを5回から10回試すというのがあったのを試したところ1回目からインストールできませんでした。

さらにエラーがおま環ではいけないので手持にあった対象では無いCPUで試したところエラーは一切出なくなったので確定しました。
交換手順
Intelに問い合わせ
問い合わせはintelWebサイトのサポートから行います。

「製品」⇒「プロセッサー」⇒「プロセッサー」と選んでいき「オンライン・サービス・リクエスト」を選択

ユーザーアカウントが必要になるのでなければ画面の指示に従って作成しログインします。
所有している不具合CPUを選択しリクエストを作成。

問題天の説明(不具合の内容)を聞かれるので書き込みます。

私の場合は上記症状が起きているのですが?という内容を書き込み回答しました。(保存も可能)
(ここからは時保存を行い低性能CPUを組み込んで行ったので画像はありません…。)
画像はありませんが次の画面で問題に対しの解決方法の候補が表示されますが無いので「リクエスト作成を続ける」を選択。
次の画面「問題についてさらに詳しく説明してください」が表示されるので、問題、物理的破損があるかないか、メモリーのメーカーとモデル、BIOSバージョン、バッチナンバー、シリアル番号、マザーボードのメーカー、チップセット、電源設定、電話番号、エラーの画像やブルースクリーンの画像や動画があれば添付し「リクエストを送信」を選択。
箱にもシリアル番号とバッチナンバーはかかれていますがCPUで描かれている部分を載せておきます
・シリアルナンバー:緑枠
・バッチナンバー:赤枠
問い合わせに対する回答と返信
深夜に問い合わせたので次の日にメールがありマイクロコードパッチ0x129を入れても改善しないか聞かれたので0x129対応BIOSにした上で「Intel default setting」にしても症状が改善されないと伝えました。
次に下記情報を送るように言われたのでメールに添付し返信したところCPUの確認が取れ対応開始になりました。
- ヒートスプレッダ表面と基盤面に書かれているQRコード
- CPUの購入証明(納品書か領収書)
- 住所
QRコードはかなり小さいのでしっかり確認できるサイズに拡大した物を添付。
QRコードの記載位置
購入証明はYahooショッピングを介して購入していたのでYahooショッピングの領収書をPDFファイルにしたものを添付。
問い合わせから対応開始までは非常にスムーズで2日ほどでした。
返品交換に必要なものを用意
返品時の手順がメールに書かれているので指定されたものを用意します
1.インテルから送られてくるメールを印刷した物(封筒に入れておきました)
2.ブリスターパック状態のCPU
ブリスターパック状態
メールに「その他の付属品や箱はすべてお手元に保管してください。インテルでは対象製品以外のパーツやアクセサリーを保管しておりません。」と書かれているのでブリスターパックに入ったCPUのみを用意(特にi9の箱を飾ったりして楽しんでいる場合は化粧箱を送ってしまうとi5などと同じ箱になって帰ってきてしまうので注意)
梱包と発送
ブリスターパック入りCPUを緩衝材で保護しながら段ボール箱へ入れ印刷物と共に梱包。
箱にSWR ケース番号を書くようにメールで指示されたので記入、合わせて送り状の品物にも記載しておきました。
ヤマト運輸か佐川急便にて着払いで発送(他の運送会社をどうしても使いたい場合は元払いで発送する必要があるとのこと)
受領連絡と不具合検証
近ければ翌日遠ければ翌々日くらいに担当部署が受け取った旨の連絡がメールが届きます。
メールには不具合確認のため最大3営業日かかるなど案内があり、確認作業が終わり交換品の出荷が行われると出荷通知が来るとのことが書かれていました。
私の場合はですが次の日には交換品が発送されました。
良品の発送と通知
不具合の確認が終わると良品の発送のメールが来ます。
発送を通知するメールは20時くらいに来ましたがWebサイトから確認ができる補償申請画面には保証が確定し荷物番号が登録された時点から確認が可能でした。

良品CPUの到着
メールで指示されますが、受け取る際の箱に開封跡が無いか確認します。もしここで開封跡があるようであれば受け取りせずメールに書かれているカスタマーサポートへ連絡!
受け取ったら開ける前にメールで事前通知されている送り状番号が同じか確認!(オーダーナンバーも品名欄に記載されていました)

納品書も段ボール外側に貼られているのであわせて内容があっているかCPUとオーダーナンバー共に確認

開封確認

良品のCPUは不具合が確認されなかった新品ではないものが来るのかと思っていましたが普通に新品でした。
開封したらCPUの箱を開ける前にシリアル番号が同じか確認

箱の窓からバッチナンバーも確認しておくとさらに安心

無事返品交換が完了!

送ったCPUのパッケージ(左)と受け取ったCPUのパッケージ(右)
みての通り初期の化粧箱から今どきの化粧箱になるので左の箱をとっておきたい場合は注意
まとめ
BIOS公開時からアップデートをして予防策をしていましたが今回不具合が発症しました。今現在不具合が無い状態でもマイクロコードアップデートがされた「Intel default setting」設定BIOS公開前にCPUを使っていた場合はタイマーを抱えていると思って注視しておいた方がいいかもしれません。
私の場合交換対応6日ほどで完了と非常にスムーズに行われたので不具合が出たら問い合わせをしてみるといいかもしれません。もちろん自身ができる原因特定を万全に行ったうえでCPUだなこれとなったらですが・・・。
以上マイクロコード不具合のCPU交換でした。
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