10インチ大画面の中華Androidナビを格安で手に入れることができたので愛車に無理やり取り付けてみます。
まず、なぜ無理やりなのか?となりますが、他社種向け状態不明の格安品をフリマサイトで購入したためで、他社種向けパネルに埋め込まれていたものを摘出して取り付けるので新品単体であれば付属しているはずのブラケットや配線、穴の位置・・・というか穴なんてない状態の合わない尽くし。
バックカメラの配線とUSBコネクタケーブル3本のうち2本は斬り使える状態では残りのUSBコネクタケーブルと1本とGPSアンテナはコネクタの先が切り落としてありました。
単体新品を買わなかったのは単純に安かったからでメモリ4G搭載品が4900円でした。2021年ごろのものらしく少し古いですがアリエクで同じものを探しても3万円ほどになるようなのでかなりお得・・・かもしれません。
足りない配線を用意
足りない配線は本場アリエクで用意(画像がアリエクのURLです)
電源配線
旧トヨタ車用配線290円

GPSアンテナ
SMAコネクタのGPSアンテナ284円

映像入出力ケーブル
SIMスロット搭載品ですが不使用513円

搭載車両
少し古めの70後期ヴォクシー(75)で元々2004年製くらいのPanasonic製7院ナビが付いているのでこいつと交換します。

搭載方法
搭載方法は専用の枠も1600円ほどでアリエクで見つけましたがセンターパネルの表側に無理やり黒い枠をつけてはめ込んだ感が強いので、どうせ無理やり感が強くなるなら枠無しでまさに無理やりはめ込んで固定していくことにします。
取り付けた際の見た目は下記アリエクのページのレビューから確認してみてください。

具体的にはセンターパネルに表からナビをはめてセンターパネルを挟み込むようにMDFで作った枠を使って裏からナビにもとからあったネジ穴に合わせてねじ止め。
まさにこれだけ。これ以上に説明ができないので早速造作していきます。
取付イメージ

裏から見るとスカスカ

造作
MDFへ簡単に測った寸法でケガいて

角に穴開け

ジグソーでザックリ切り分けとくりぬき





現物合わせしながら干渉部分を除去して微調整
養生は無で慣行😁

穴位置を水性マーカーで転写して穴あけ

穴に綿棒差し込んでにインクをしみこませておくとさらに楽

接着

接着はしなくても大丈夫っぽいですが強度を上げるために穴あけができたら2枚を接着しておきます。

塗装
穴あけまで終わったら塗装して湿気対策をしておきます。MDFはそのままだと水分で膨張やゆがみが出ることがあるので軽く塗装して対策。



気休めの隙間埋め
ナビ背面とセンターパネルに隙間ができるので埋めておきます。
隙間テープを・・・

こう!

ファン取り付け
流れからそれますが動作確認した際にかなり発熱することが分かったので対策。もともとファンレス仕様のようですが12Vの40mmファンを搭載しておきます。
取付方法は、背面がちょうどいい溝と言うかフィン構造になっていてファンのねじ間隔と同じくらいなので。

ファンにファンを浮かせるくらいの長すぎるネジを取り付けて

裏返すとはまりこむようになるので

本体にタイラップ締めこんで

ファンにタイラップ通るくらいの穴開けて

タイラップ通して

切り落としたタイラップのロック部分をしめ込めば

固定完了
あればファンガードが欲しかった・・・・。配線が当たらないようにうまく配置して回避することに。

ファン電源を用意
電源はAMPコントロールからヒューズを介して拝借、マイナスはボディアースにします。




ファンに元からついているコネクタの反対がないのでコネクタを交換


電源側(ヒューズ側)のコネクタはハンダ付けして完成(画像は・・・無い)
ねじ止め
ナビをセンターパネルにはめて裏からサンドイッチ後6か所ねじ止め

使用したネジは「プラ用タッピング」ねじで、タップタイトと言う三角形をした少し特殊らしいゆるみ止めネジ

ここまでで造作は完了。
配線と搭載
後は配線してセンターパネルごと搭載するだけになったんですが電源配線は画像がありません、と言うのも専用ハーネスを購入したのでバック信号配線以外ほぼはめるだけのカプラーオンになります。

他GPSアンテナを取り付けておきます

搭載完了
センターパネルをはめ込めば搭載完了です。

どうですか?合わないサイズのものを無理やり取り付けた感満載ですがそこそこいい感じにできたと思います。(埃は気にしない方向で)
画面サイズも7インチから一気に10インチになったのでかなり見やすくなりました。
一応画面には100均の傷防止用のフィルムを張っておきました。

コメント